HTC 7 mozartは$250程度で買えるかなりハイスペックなWindows PHoneなスマホです。
今日はこのHTC7 mozartを最初から入っているWindows Phone 7 をアップデートして
Windows Phone 7.5 にするのと日本語を使えるようにするというのをやってみます。
まず用意するもの
- Windows Phone SDK 7.1
- Windows Phone 用の Registry Editor
- HTC 7 mozart
- Windows Vista or 7
- クレジットカード(APP HUBの開発者登録で必要です)
今回最も手こずったのが、Windowsを用意すること。
Windows Phone SDK 7.1 が Vista or 7とか よくわからない事を言われてしまって、Windowsの中でも7かVistaというのを用意しないといけないらしい。
自分の持ってる2000とXPと2008 web serverというやつではダメみたい。
もう早くも挫折しそう。
どうにかこうにかWindowsの7というやつが用意できたらまずは
Windows Phone SDK 7.1 をインストールします。
Windows Phone SDK 7.1 はVisualStudio の派生みたいな感じのやつで、IDEっぽいやつが入ります。
でもそのIDEっぽいものは全く使いません。
RegistryEditorをmozartに入れる為に
Windows Phone Developer Registration と
Application Deployment が必要になります。
インストール中は暇なので、今のうちにAPP HUBに登録しましょう。
live IDが必要なので、ログインしたり新しく登録したりしながら、
Windows Phone開発者登録をしましょう
年間10000円弱かかるので、後で何とかして元を取る事を考えます。
インストールが終わったらまずは
mozartをつないだまま
Windows Phone Developer Registrationを
起動し、liveIDを入力します。これだけでその端末が開発用の端末となりました。
これはAppleのソレよりも簡単です。(Windowsさえ手元にあれば、、)
その次にApplication Deployment を起動して
Windows Phone 用の Registry Editor
を配置します。
ここで 注意が必要なのはzuneが入っていない場合は
Zuneも入れてねみたいな事を言ってきます。
http://www.zune.net/ja-JP/
仕方ないのでおとなしくダウンロードしてきて、インストールします。
無事Zuneも入れてもう一度配置ボタンを押すと、今度はPINがどうのとか言ってきます。
PINとか何だろうと思いますが、画面が表示されている状態であればいいみたいです。
再度 配置にチャレンジすると、上手いこと入りました。
では今度はmozartで操作です。
今入れた registry editorを起動し、
HKEY_LOCAL_MACHINE
MUI
Available
とたどって
ここにValueを追加します。
nameに0411
値に Japanese
型に String
を入れてregistry Editorのお仕事はおしまいです。
これで、Windows phone7.5 に上げれば、無事に日本語環境でwindows phone 7.5が使えるようになります。
Windows Phone7.5 へのあげかたは zune を起動してmozartを繋ぎます。
zuneの[電話-設定-更新]とやれば、後は小一時間程待っていれば無事にWindows Phone 7.5 になります。
もしここで、更新ができないようであれば、
こちらの記事を参考にして下さい。
[http://nanapho.jp/archives/2011/09/how-to-force-the-mango-update-right-now/:title=
その他90%のユーザーのための、いますぐ Mango アップデートを受け取る方法]
後は設定で、regionやtimezoneを変更すれば完了です。
これでWindows Phone 7.5のある生活を楽しめます。
思ったよりも手こずってしまいました。
でも日本語が打てるようになったWindows Phoneはだいぶ使い勝手良いように感じます。
個人的な感想ですが、Androidよりも使いやすいです。
SIMもNexus S から mozartに差し替えました。
ソレくらいの使い勝手です。