かれ4

かれこれ4個目のブログ

「Azure OpenAI Serviceで始める ChatGPT/LLMシステム構築入門 」を献本してもらったので、書評を書くよ。

「Azure OpenAI Serviceで始めるChatGPTシステム構築入門」は、ChatGPTを含むOpenAIモデルを活用して組織内のシステム構築を行いたいエンジニアやデジタルトランスフォーメーションを担当するリーダー向けのガイドです。AzureのOpenAIサービスを通じてOpenAIモデルにアクセスする基本的な方法から、大言語モデルを統合したアプリケーションの設計に関する洞察までを網羅しています。内容は初心者から上級開発者まで対象とし、ChatGPTの基本的な使用方法、プロンプトエンジニアリング、Azure OpenAIサービスのデプロイ、内部文書検索システムの実装、Copilotを使ったアプリケーションの構築など、実用的な技術情報を提供しています。また、AIの倫理的な使用とガバナンスにも焦点を当て、責任あるAIインフラの構築を目指しています。この書籍は、OpenAIモデルを使って現実の問題を解決し、ビジネスの運営やイノベーションを強化するための新たな価値を生み出すための知識とツールを提供します。

ChatGPTによる書評

試しにChatGPTに書評を書いてもらったのは、、、まぁ置いておいて。

ガバナンス面での情報

ChatGPT(https://chat.openai.com) ではなく、Azure OpenAIを使いたい理由としては安全にLLMを扱える環境を構築することであったり、 独自の機能を付加することで組織の中での業務効率化などに取り組んでいくことではないかと思います。

そのためにはガバナンスであったり、責任あるAIを意識し運用していく必要があり、Azure OpenAI を利用を検討していく理由になっているのではないでしょうか? 本書では、Azure OpenAIを利用するにあたって、閉域化することや、複数リージョンに跨った負荷分散など、動けば良いというような実装方法ではない部分も具体的に記されています。

段階的にどこまでを閉域化するのかに応じたそれぞれのパターンが記されているのは、これから社内でAzure OpenAIを使って環境を構築する際には非常に有益な情報です。

RAGについても充実

また、需要の多そうなRAGについても詳細に記されており、

github.com

Githubにはすぐに動かせるサンプルコードも用意されているので、すぐに動かして試してみることが可能となっていました。 また、RAGを扱うにあたって必要な各要素に分解され解説されているので、RAGの仕組みを一から学びたい場合にも本書は具体的で良いなと思いました。

本編では深く語られてはいませんが、

github.com

このprepdocs.pyというファイルを一つ読み込むだけでも十分なほどにRAGのプロセスを理解することができるのではないでしょうか?

(もし、自分で読むのがめんどくさい場合は、github copilotに書く関数を説明させても良いと思います。)

付録B

Azure OpenAIを使ったシステム構築入門というタイトルなので、付録になってしまっていますが、、 この付録Bには、ChatGPTの仕組み(詳細編)として、Transformerについて掘り下げられていたり、RLHFについても少し触れられていたりします。 この辺りも読み物として読んでおくとGPTを扱う上での基礎知識が深まりますので、付録だと思って飛ばさずにぜひ読んでもらいたいところです。

全体として

Azureが持っているガバナンスやセキュリティの機能や、運用面での安定化機能など、 OpenAIのモデルを実際に組織として扱う上で気をつけなくてはいけない部分が十分に掲載されています。

Azure OpenAIを組み込んだシステムを構築するにあたり、 この一冊を読んでおけば、付随してAzureでの安全なシステム構築についても学べるのではないかと思いました。

これからAzure OpenAIを利用してシステムを構築するのであれば、この一冊をまず読むことをおすすめします。 さらにやりたいことが増えてきた時には、もうおそらく自分で調べて実現するだけの知識が身についているのではないでしょうか。

Macの写真.app (Photos.app)でスマートアルバムを使って、まだタグ付け出来ていない(名称未設定)のピープルを抽出する方法

スマートアルバムを

次の条件に一致:

人が」「次と等しい」「」

という条件で作成すれば、名称未設定の人が写っている写真(まだピープルのタグ付が出来ていない人の写真)だけを抽出することができる。

f:id:tottokug:20201227204932p:plain
スマートアルバム

2020年版 Matebook XとMatebook X ProとMatebook 13の比較

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2020年版 Matebook 3種の比較

Matebook X は 2020/8/17発表 まだGlobal版サイトには掲載はなく、中国語サイトのみ(2020/09/05時点)

目次

大きさと重さ

Matebook X Matebook X Pro Matebook 13
Width 284.4mm 304mm 286mm
Depth 206.7mm 217mm 211mm
Height 13.6mm 14.6mm 14.9mm
Weight 1.0kg 1.33kg 1.3kg
f:id:tottokug:20200906101813p:plain:w200 f:id:tottokug:20200906102032p:plain:w200 f:id:tottokug:20200906101943p:plain:w200

画像引用元:

素材と色

Matebook X(2020) Matebook X Pro(2020) Matebook 13 (2020)
Material Magnesium Aluminum alloy Aluminum alloy Aluminum alloy
colour 冰霜银(Frost Silver)
星际蓝(Interstellar Blue)
樱语粉(Cherry Blossom Powder)
青山黛(Green Mountain Daisy)
Emerald Green
Space Gray
Mystic Silver
MysticSilver
Space Grey

色についてはこちらもどうぞ HUAWEI MateBook X (2020)の色名がおしゃれすぎる - かれ4

ディスプレイ

Matebook X(2020) Matebook X Pro(2020) Matebook 13 (2020)
サイズ 13 inches 13.9 inches 13 inches
Type LTPS LTPS IPS
画面占有率 90% 91% 88%
解像度 3000 x 2000, 278ppi 3000 x 2000, 260ppi 2160x1440, 200ppi
Light sensor
Colour 100% sRGB 100% sRGB colour gamut(Typical) 100% sRGB(Typical)
Contrast ratio 1500:1 1500:1 1000:1
Maximum bridhtness 400 nits(Typical) 450 nits(Typical) 300 nits(Typical)
Viewing angle 178° 178° 178°
Aspect 3:2 3:2 3:2
10 point multi-touch △(SKUによる)

Processor

Matebook X(2020) Matebook X Pro(2020) Matebook 13 (2020)
Processor 10th Gen Intel Core i5-10210U
10th Gen Intel Core i7-10510U
10th Gen Intel Core i5-10210U,1.6 GHz 4 cores, Turbo up to 4.2 GHz
10th Gen Intel Core i7-10510U, 1.8 GHz 4 cores, Turbo up to 4.9 GHz
10th Gen Intel Core i5-10210U
10th Gen Intel Core i7-10510U
Graphics Intel® UHD Graphics NVIDIA® GeForce® MX250
Intel® UHD Graphics
NVIDIA® GeForce® MX250
Intel® UHD Graphics 620
Memory 8 GB/16 GB LPDDR3 2133MHz 16 GB LPDDR3 2133 MHz 8GB / 16GB LPDDR3 2133 MHz
Storage 512 GB NVMe SSD 512 GB / 1 TB NVMe PCIe SSD 512GB PCIe SSD

Battery

Matebook X(2020) Matebook X Pro(2020) Matebook 13 (2020)
Material Lithuium polymer Lithuium polymer Lithuium polymer
Capacity 42 Wh 56 Wh 41.7Wh

Wireless

Matebook X(2020) Matebook X Pro(2020) Matebook 13 (2020)
802.11a/b/g/n/ac/ax 802.11a/b/g/n/ac 802.11a/b/g/n/ac
2.4GHz
5GHz
2x2 MIMO
Bluetooth BT5.0 BT5.0 BT5.0

インターフェイス

Matebook X(2020) Matebook X Pro(2020) Matebook 13 (2020)
Type C 2 2
(support data, charging and DisplayPort)
2
左側: Power&Data Transfer
右側: Data Transfer※1
3.5mm

※1 左側: Power&Data Transferと書かれているが、左側にDisplayを接続することはできませんでした。

カメラ、スピーカー、マイク

Matebook X(2020) Matebook X Pro(2020) Matebook 13 (2020)
Camera 1 MP recessed camera※2 1 MP recessed camera※2 1MP
Microphone 2 4 2
Speaker 4 4 2

※2 F6キーとF7 キーの間にカメラあるやつ

f:id:tottokug:20200906110109p:plain

画像引用元: HUAWEI MateBook X 2020款 - 华为官网

お値段 (単位:人民元)

Matebook X(2020) Matebook X Pro(2020) Matebook 13 (2020) 備考
i5/8G/512G 7,999 - -
i5/16G/512G 8,999 8,999 5,999
i7/16G/512G 9,999 9,999 6,999 X Pro と13にはGeforce MX 250搭載
i7/16G/1T - 12,999 -
R5/16G/512G - - 4,599
R7/16G/512G - - 5,099

まとめ

Matebook 13は廉価版。 だけど、最上位機種にはGeForce MX 250搭載(スペックだけみるとお買い得)。 ただし、Type Cが左右で役割違うので、若干使い勝手悪い。

Matebook XとX ProはCPU,メモリ,SSDと価格は同じだけれども、GeForce MX 250を取るか、軽さ&小ささを取るかという感じ。

あとはX と X proは素材とカラバリが全く違うので、自分みたいにパソコンを色で選ぶのであれば要注意です。

HUAWEI MateBook X (2020)の色名がおしゃれすぎる

consumer.huawei.com

樱语粉とか樱语粉は英語の紹介サイトでも上手く翻訳できていなさそう。

樱语粉は中国でのみ展開されているカラバリのため、正式な英語名なし。

MateBook X (2020) のカラバリ

f:id:tottokug:20200905094343p:plain

  • 冰霜银 Frost Silver
  • 星际蓝 Interstellar Blue
  • 樱语粉 Cherry Blossom Powder
  • 青山黛 Green Mountain Daisy

【参考】MateBook X Pro (2020) のカラバリ

f:id:tottokug:20200905094416p:plain

  • 翡冷翠 Emerald Green
  • 深空灰 Space Grey
  • 皓月银 Mystic Silver
  • 樱粉金 Cherry Blossom Powder

Azure Portalの最近のリソースを消す方法

はじめに

デモする時に Azure Portalのホームに最近のリソースが写ってしまうの嫌だなぁという時ってあると思います。

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消し方

  1. Azure Portal上部の検索から「最近」とか検索すると「最近使った項目」が現れるのでクリック f:id:tottokug:20200805095117p:plain

  2. 最近使った項目ブレードでクリアボタンをクリック f:id:tottokug:20200805100937p:plain

e-⁠Residencyカードを使えるようにする。 Apple Silicon( M1 ) でも大丈夫

カードリーダのドライバ

e-⁠Residencyについてるカードリーダはドライバが必要なやつなので、インストールする。 acs-japanのページからダウンロードできるのでダウンロードすればカードを読み取れるようになる。

www.acs-japan.jp

署名用のソフトウェア

書類に電子署名するためのソフトウェア。 ドライバがきちんと動いているかも確認できる。

DigiDoc4 Client

DigiDoc4 Client

  • RIA
  • Productivity
  • Free
apps.apple.com

各種手続きのためにブラウザ上で認証するためのソフトウェア

自分の使ってるOS用のものをダウンロードしてインストールする。 www.id.ee

Intel Mac, Windows 10, M1 Macで動作確認済み。

Macを買い替えたらLINEのトーク履歴を移行する

せっかくMacを買い替えたら、移行ツールを使わずに綺麗な環境から始めたいと思ってしまいます。 ファイルとかはiCloud DriveやらOneDriveやらOne Driveやらで勝手に同期されるので良いとして、 困るのがLINE

LINEのトーク履歴をうまいこと移行したい。

やり方は簡単

~/Library/Container/jp.naver.line.mac 

を新しいマシンに持っていくだけ

内部の構造が気持ち悪くホームディレクトリの各所へのシンボリックリンクがはられているので注意

f:id:tottokug:20200530103427p:plain

一旦、tarで固めてから転送すると良さげ

bz2で圧縮してみたけど、全然圧縮されなかったので、圧縮は必要ないと思う。